太白消防署 多数傷病者対応訓練に参加して

太白消防署 多数傷病者対応訓練に参加して
平成28年9月15日(木)10:00~11:30

訓練参加の目的は、太白消防署の「多数傷病者対応訓練」に本校2年生53名が「負傷者・避難者役」として参加し、災害現場での「限られた機材・人・資源を最大限に活かしながら、1人でも多くの人の死を防ぐ」ことについて考え、災害看護の学習に繋げていくことでした。
訓練内容は、あらかじめ想定されているものの、消防署の指揮隊長の対応訓練も兼ねているとあって、当日の現場を指揮する指揮隊長の判断によって大きく変化するため、詳細にはシナリオもなく、その場その場で対応していく必要のある難易度の高い訓練でした。
今回の想定は「文化祭で屋内体育館の特設ステージが崩落し、多数の負傷者が発生した」というものです。10月23日(日)に看学祭の一般公開を控えているこの時期としてはタイムリーな設定でした。
当日になっても、学生たちは「訓練」という意識で臨んでいたためか、緊張感もほとんど感じられなかったのですが、負傷者用メイクを施し、2名は瓦礫の下敷きに、他は負傷して床に倒れてスタンバイ、現場となる体育館横に各種参加車両計11台が到着し、時間通りに訓練が始まると、全員に緊張が走り、真剣に各自の役割を演じていました。何より、隊員の方々の統率された機敏な動き、号令のかけ方、はっきりとした報告・指示受け・連携動作等々、日頃の訓練を活かした災害対応能力の高さに圧倒されてしまいました。災害時のトリアージを受けた学生・それを見学した学生全員で、救急訓練としてトリアージ(START法)も体験しました。
最後まで、人命救助にあたる任務を遂行する素晴らしい姿勢を目の当たりにして、改めて自分たちの役割について考えさせられた1日でした。

(文責:島谷)